2002-05-30から1日間の記事一覧

小田島小田嶋隆の日記がいそいそと更新。このところアップが頻繁でうれしい限り。一種のプチ・ワールドカップ景気。

今ではすっかり整備された新宿駅南口の、甲州街道をはさんだ場外馬券場の向かいのあたりは、かつて堀っ立て小屋みたいな呑み屋が、絵本「ちいさいおうち」のようにビルの谷間にひしめいていた。昼下がりにカネゴンがそこを通りかかると、呑み屋の中から年の…

そういえば、数年前キース・ジャレットが「壊れてしまった」という噂を聞いた。本当だろうか。

キース・ジャレットというジャズ・ピアニストが、その昔「ケルン・コンサート」という、ある種一休さんのトンチのようなピアノ演奏のLPをリリースして一世を風靡したことがある。派手なテクニックをわざと封印し、勘のいい素人が弾いたような素朴な演奏。当…

玉木さんの書評。というより盲目的なバッハ信仰の批判になっていて面白い。次回は近鉄バッファローズ論を希望。当然ながら、オルガンは楽器というより建築物なので、不動産と同じく二つと同じものがない(のだそうだ)。しかも建物自体が楽器の一部という見方…

雲の中の微生物が天気に影響を与える。灯台下暗し。十円ハゲ丸し。こんな素晴らしいテーマをどうして今まで思いつかなかったのか。ジャンルが確立したら、microbioticmeteorologyとでも呼べばいいのだろうか。こういうジャンル名って誰が名付けているのだろ…

おなじみあなんじゅぱすが6月にライブを行うとのお知らせ。ゲストはおなじみきんどーさんです。

購読している「NetScience」の抜粋(東大で昆虫分子生物学を研究している人): ■これは机上の空論かもしれないけど、芸術だとか音楽だとかは、共有できるわけですよ。プロと一般の人がね。でも、サイエンスはそれができない。一つは一般の人にも問題があって、…

今日の頭音、

これ *p2* 「無限論の教室」。元をただせば、カネゴンがいい年こいて数学にはまってしまったのはこの本がきっかけだった。難しいことはよくわからないけど、この本はどこにも難しいことは書いていない。今思い返してもやっぱりいい本。見方を変えれば、カネ…