行動心理学に基づく「殺人マシーン」化訓練(from odakinさん)。

こうした訓練の結果、米軍兵士の発砲率は、第二次大戦の15〜20%から、朝鮮戦争では55%、ベトナム戦争では90%まで上昇した。ベトナム戦争では、普通の兵士は一人殺すのに平均して5万発もの弾丸を費やしたのに対して、「人殺しの訓練」を徹底的に受けた米軍狙撃兵は、敵一人殺すのに平均1・3発の弾丸しか必要としなかった。

人間を条件付けする方法がここまで洗練されていたとは知らなかった。これが本当なら、ムーアの法則の次ぐらいに目覚しい進歩だと思う。世間の目さえ許せば、どこの会社の経営者も真っ先に取り入れたいものかもしれない【ゾンビ化進むおれカネゴン】。
関係ないのだけど、戦前の新聞記事や論説をたまに目にすると、書いているうちに筆者がどんどん興奮していくさまが手に取るようにわかる文章が多く、つい笑ってしまう。この種の文章は、メリットをずらずら列挙することで主張を裏付けようとしているのだけど、そこで列挙されているメリットがたいていの場合むちゃくちゃだったりする【貴様が言うとはおれカネゴン】。

色川武大のエッセイで見かけたのだけど、韓国政府は以前(軍事政権の頃か)、やくざものをソウルから全員追放して済州島(チェジュド)強制移住させたことがあるそうで、確かに済州島はいい迷惑だったろうと思う【島から還ったおれカネゴン】。それと引き換えに、ソウルは治安がよいとのこと。
どこの国でも民主化が進むに連れてこういう強引な政策が行いにくくなるので、国を操縦している人たちは、こういうカーネルコンパイルゴルディアスの結び目をずばっと切り落とすようなことをやれたらどんなに気持ちがいいだろうと内心うずうずしているのではないかとカネゴンちょっと同情してしまう【最もうずうずおれカネゴン】。