神について、存在する/しないとか生きている/死んだとか信じる/信じないとか何かと賑やかでうるさいのだけど、この議論というか質問の仕方が既に見当違いだと思う【零点満点おれカネゴン】。
神(=自分の心の上の方にあって自分を律するもの)は、それが存在するとかしないではなく、「必要」なのだと考えれば、最早議論の必要はなくなり、これ以上エネルギーを浪費しないで済むのではないかと。
誰もいない駄菓子屋で万引きしないで済むには、どうしても神が必要【監視カメラとおれカネゴン】。カネゴンには他のソリューションが思い付けません。

同じ論法で、地獄も万人にとって絶対的に必要だとカネゴン思う。でも天国やクリスマス プレゼントはなくてもやっていけるような気がする。
もし仮にカネゴンに政権をちょっくら任せていただければ、あらゆる科学と技術と資本とマネージメントを結集させてこの地上に誰でも見物/収容可能な地獄世界(絶対に安っぽくせず、あらゆる贅と技術を尽くして未来の国宝になる仕上がりとする)を出現させ、観光だけで日本が半永久的に暮らしていけるようにいたします【聖地出現おれカネゴン】。もちろん日本国民は一人残らず地獄の鬼担当の公務員として地下数百メートルの世界にて終身雇用されることに【奴隷ワールドおれカネゴン】。

うろ覚えなのだけど、1950年代から1960年代までの間(のどこか)でアメリカの経済(確か生産性)が驚くほど成長し、その成長の真の理由が(諸説あれど)実のところ不明であるということがポール・クルーグマンの本に書かれていたような気がする【錯綜情報おれカネゴン】。
しかしながら例の戦争の科学によると、冷戦中に軍事科学にじゃんじゃん資本を注ぎ込んだために軍需産業を中心に潤いまくったうえに技術革新が連発され、その技術革新が民間に下りてきてさらに全体が潤ったためであると書かれていた。生産性と経済そのものを一緒くたに考えるわけにはいかないとはいえ、一体どちらなのだろう。それとも実は「軍需なくして成長なし」というのが経済学者による極秘の結論だったりしたらどうしよう【陰謀愛するおれカネゴン】。仮に世界中から軍需軍備が消滅してしまうと、寄生虫や雑菌を取り除き過ぎた人間が頓死するように経済も圧潰してしまったりするのだろうか。

これまた同書の脚注によると、第二次大戦中、米国の情報機関によって何とハイゼンベルグを暗殺する計画が進められていたとある【どきどきするとはおれカネゴン】。中立国スイスで講演するハイゼンベルグが一言でも「核」という言葉を口にしたら射殺せよという命令があったものの、そのときはたまたまかどうしてか一言も口にせず、命拾い。その後、中立国でこれをやらかしたら世界中が大変な騒ぎになることに気付いて計画は中止されたとある。

同書の後半から突然、数学およびコンピュータ関連のあからさまな原文ミスが目に飛び込む【はしゃいで踊るおれカネゴン】。

ユークリッドが予言した「素数は無限にある」は未だに証明されていない。

ビルゲイツはパソコンを発明した。

記述も妙に鼻息が荒くなり、さいとうたかを的な加齢臭がただよってきそう【加齢着々おれカネゴン】。

情報量の単位と言えば当然ビットなのだけど、加法定理の成り立たない情報量単位というものを空想したらだめだろうか【ダメよダメダメおれカネゴン】。「加法の効かない単位」なんてもの自体語義矛盾なので空想どまりで。根拠は別にないのだけど、脳内の各部分における情報量を表すのに、ビットの加法性が必ずしも適切ではないような気がしないでもない。