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自宅のPCがやっと復旧【ディスクが飛んだおれカネゴン】。
これまではたまたま、ディスクが飛ぶ前に別のPCに乗り換えていたせいか、自宅で使用中のハードディスクが飛ぶ経験がなかったことに今頃気づく。
幸いにしてバックアップ用に使っていた古いディスクだったので、飛んだのはiTune用のCDデータと辞書データのみ。もらいもののiPod miniに入っていた大量のラップ音楽も消えてしまったけれど、ほとんど聴いたことがなかった。
以下は復旧の際にダウンロードしたアプリケーションたち:
- MameFile
- QCAM_Buffaro_Driver
- AdbeRdr80_ja_JP.exe
- beycomp_062808.exe
- caldix.exe
- dmt120.exe
- Firefox Setup 2.0.0.4.exe
- hm518_signed.exe
- hmmail476_signed.exe
- ipmsg206.lzh
- iTunesSetup.exe
- Jam396.exe
- lhaca075.exe
- Lunascapesetup.exe
- mayu-3.30-xp.exe
- O2kSp3.exe
- o2ksr1.exe
- RealPlayer10-5GOLD_ja.exe
- win2k_xp1417.exe
- WZ400F.exe
- WZ4FE.LZH
- xyzzy-0.2.2.235.lzh
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どろどろになって呑んだ後、明け方近くのカラオケでキリンジを7曲ほど立て続けに耳にし(全部知らない曲)、キリンジが駆使する対位法的なサウンド構成(既に「コード進行」とは呼べない)と精密な情感が最早J.S.バッハの域に達していることを痛感。カラオケでもくっきりと伝わる凄さに、カネゴン自分が歌う曲を入れるのをすっかり忘れてしまって呆然とオケを聴いてしまう。それでいてジャズやフュージョンの手垢のついた響きがまったく登場せず、ピチカートファイブみたいに何かのパロディにもしないところから考えて、まったく違う経路でこの境地に到達したと推測。
普通の人間が対位法を駆使すると、どうやってもバッハのパロディみたいなものしかできないのだけど、こんな形で対位法が突破されるとは思いもよらなかった【直後に爆睡おれカネゴン】。
ところで、最近のカラオケはデータ転送量が増えたせいか、かつてのMIDI丸出しのチープサウンド時代からすると信じられないぐらい音質が向上していることにもついでに気付く。息遣いまで伝わってきそうな見事な演奏がカラオケでじゃぶじゃぶ消費されるときが来ると誰が思っただろう。
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レジデント初期研修用資料より:
- 芸術的な技量を要するけれど高機能な技術
- 芸術的じゃなくて機能に需要がある
この2つの要素が揃っている場所には、「芸術から機能要素だけ取り出して、それを無様な技術を使って力づくで再現する」パラダイムシフトがおきる可能性がある。
思いついてしまえば誰もが笑うような「無様な技術」、芸術家肌の技術者が眉をひそめるような「力づく」のやりかたというのは、技術の再現から芸術要素を排除して、大量生産によるコストダウンを実現するやりかた。
それはたいてい美しくないし、芸術品に比べれば明らかな欠点さえあるんだろうけれど、コントロールが可能な欠点というのは、実は欠点でも何でもなくて、使いどころの判断さえ間違えなければ、「完璧でない」ということは問題にならない。
http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2007/06/post_500.html
カラオケはまさにこのプロセスを経由し、既に次の段階として、キリンジがカラオケ経由でカネゴンに衝撃を与えたようなことが起きつつある。
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しつこく訊かれて私は言った。「じゃあヒントだけね。一番上が『ど』で一番下が『こ』。全部で五文字」。
http://www.absoluteweb.jp/ohno/?date=20070423#p01