ムード音楽というかBGMは、今世紀初頭に、工場労働の能率を上げるために考案されたのだそうだ。と、昼飯を喰いに立ち寄った定食屋に置いてあった「ムードミュージック大全」CDの解説に書いてあった。そんな猪口才な動機で作られたとは知らなかった。知っていたら、音楽がかかる職場では毎日がブロイラー気分になったことだろう。インダストリアはさぞ音楽に満ち満ちていたに違いない。おやっさんによれば、製作現場で西城秀樹を大音量でかけるとみんな面白いように働いてくれるということだ。西城秀樹ヨイトマケのうただったのか。