カネゴンの人生の要所要所にデウス・エクス・マキナのように登場する、「嗚呼! 花の応援団」の薬痴寺先輩にちょっと似ている先輩がいる(性格はかなり違うが、カネゴンの心の度付きメガネを通すとそう見える)。この先輩のエピソードは数知れずだが、ごくごく当り障りのないことだけ書く。

先輩氏は、字幕のないビデオ映画を買ってきて、それを完全に意味がわかるまで繰り返し繰り返し見つづけることで体当たり式に英語を勉強したのだそうだ。そしてその語学力を手に、オーストラリアに渡ってヒッピーになり、海岸に自生するマリファナと戯れる日々となる(続く)。