この間のNHKアーカイブスで、1968年(カネゴン2才)にもかかわらず「コンピュータに追い立てられる時代」みたいなナレーションがあった。実はカネゴンが生まれたときからコンピュータはこの世に存在していたという事実を改めて思い出した。番組での当時の取り上げられ方は「(大型)コンピュータが『もっと稼げ』と強迫観念のように人間に迫ってくる」という、若干一神教が混じった微笑ましいコンピュータ観のように見受けられた。当時のコンピュータの最大の使命は「神託を下す」ことだったということにしておこう。

なお、ここで言うコンピュータは、TVや映画に出てくる「芝居の馬」と同じ意味でのコンピュータを指す。今も昔も、TVや映画に登場するコンピュータは本物とはかなり趣が違う。刑事ドラマの犯人と実際の犯人がかなり違うように。

ともかく実際当時のコンピュータは1.「鼻の詰まった声で指令を出す(声優が蓄膿症だったのではない)」2.「天から聞こえてくるようなエコーとドスの効いた声で指令を出す」のどちらかが基本であったので、コンピュータを神とか宇宙人に重ねやすかったと思う。そのコンピュータも今では完全にありふれたものになった。Windows のコマンド プロンプトを表示して鼻をつまんで読み上げるとノスタルジアまくり。

神託を出すのが使命なら、大型コンピュータが伊勢神宮だとすれはインターネットカフェや電話ボックスは街角のお稲荷さん、そしてパソコンは神棚みたいなものか【もすこし考えてから書けおれカネゴン】。