栞と紙魚子の○○事件。このページではどさくさにまぎれてずいぶんひどいことが書いてあるような気がする【おまえが言うなおれカネゴン

ものすごく昔に見かけた富島健夫のポルノ小説か何かで、主人公が夜の公園で立ちんぼうに殴りかかり「女に声をかける度胸がないからホモに走る」などと暴言を吐くシーンがあった。何にも知らないカネゴンアイを通してみてもこれは相当滅茶苦茶な発言であり、何のフォローもないあたりからして作者は本気でこういうことを考えているのだろうかと思ってしまったりした。女に声をかける度胸がなかったら、男に声をかけるのはなおいっそう度胸がいるのではないかと思ってしまう度胸なしのカネゴンであった。