カネゴンの心の最高師範である川内康範は「愛とは
情死である」と定義している。彼の作品はすべてこの定義から導出されたものだ。これだけでは公式と同じで意味がわからないので解説すると、康範曰く「飛行機事故のニュースで、白骨化した肉親を抱きしめて号泣する人を見たんだ。ああ、この人は相手が骨になっても愛していたのだ、と。だから自分は「骨まで愛して」という曲の詞を書いた。そして本当に人を愛したら苦しくなる。この幸せがいつか終わるのではないかと考えたら必ず苦しくなる。愛とはケーキやお菓子のような甘ったるいものではない。だから自分の作品には必ず親しい人との死別というモチーフを入れる。」カネゴンはどこまでこのテーゼを理解できているかわからないが、気長に考えてみる【極端過ぎるわおれカネゴン】。

なお彼のプロダクションと音楽会社はそれぞれ「愛企画センター」「愛プロ」という。