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Astroartsより。ローテクな星地図ナビゲータ。素晴らしい。こういうものがもっとあってもよい。関西で初の星まつり。「村おこしとは違います」とあるのは「一緒にすな」ということであろうか。
惑星の軌道が楕円を描くというのは、今や常識になっている(と思う)が、真円と楕円の差は、恐ろしいほどわずかなのだそうだ。地上からの観測データ(ひたすら角度だけが書かれている-角度以外にわかることは何もないのだから)だけからネチネチと計算を続け、こうした惑星軌道を頭に描いたケプラーを始めとする天文学者には本当に頭が下がる。しかも地球は動いているのだから、観測データの角度はすべて見かけの角度になってしまう。平面図から立体を想像するよりも角度データから立体的な軌道を想像する方が難しく思えるのは、1つにはカネゴンの想像力が貧困だからであろう。カネゴンは頭の中で立体を回せない。南無阿弥陀仏。