(自分のためのメモ)プログラミング言語のある関数が、一度だけ呼び出されても複数回呼び出されても結果が変わらない(=副作用が発生しない)とき、「べき等」(idempotent)であるという。この言葉はもともと(よりによって)線型代数の用語で、自分自身をべき乗しても同じ値になるような行列(A * A = A)なのだそうだ。1や0以外でそんな性質を持つことができるのは、確かに行列ぐらいしかないだろう。cプリプロセッサの#pragmaが、もともとべき等を実装するためのものだったというのも今の今まで知らなかった。