この間職場のすぐ近くにある横浜球場で、なぜか横浜-阪神戦を見る機会があった。カネゴンにとっては20数年ぶりの野球。「インフィールドフライ」とか「故意落球」「エンタイトルドツーベース」「フィールダーズチョイス」「タッチアップ」などの用語を必死で思い出す。球場で何より驚いたのは、目の前がいっぱい緑の人工芝で、視界が物凄く広く感じた。普段いかに画面ばかり見ているかがよくわかる。カネゴンが座ったのはライト側外野席だったのだけど、阪神側の応援の盛り上がりと対照的に、横浜の応援はどことなく寂しげ。ビールが効いたせいか、目を開けたまましばし熟睡。外野にいるせいか、遙か向こうのバッターボックスに立つ選手がみんなお猿さんに見えてしまう。外野を守る選手のお尻を見るたびに、野球選手のお尻がおしなべてプリプリしているのが不思議に思えて仕方なかった【猫に小判おれカネゴン】。

試合は4-2で阪神が逃げ切る。終わった途端に横浜側の応援団が手に持ったプラスチックのバットみたいなものをグラウンドに投げつけるのが心にしみた。これはきっとカネゴンが横浜側に座ったのが原因と思われる。こういう貢献の仕方もあるかもしれない。