ロシアでフーリガン大暴れ。架空記事「1失点ごとに北方領土を1島ずつ返還する」は、東スポでもやらないブラックユーモア。祭に死人はつきものであるとは言え、南無阿弥陀仏

カネゴンがいた大学は人数が少なく、流行に背を向け勝ちな校風と重なって、学園祭などのイベントが盛り下がることおびただしかった。
近田春夫が学内でライブをやったときも、あまりの盛り上がらなさに怒って帰ってしまったらしい。学園祭の予算100万円をどう使おうかという話になったとき、「いっそ、ジャンケン大会で優勝者に100万円を進呈した方が盛り上がるよ」という意見が出て、実現はしなかったものの、やっておけばよかったのにと今になって思う【昔話のおれカネゴン】。

近田春夫の音楽はそんなには詳しく知らないのだけど、実は育ちが良く、恐ろしくピアノがうまいにもかかわらず、ある時期から完全にピアノを封印してしまっている。こういうふうに自分をコントロールできるというのはやはり並大抵ではない。スポーツと違い、一芸に秀でることが極め技にならない芸能界にそういう形で適応しようとするところに、逆に近田春夫の真面目さを感じてしまう。