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長い長い通勤中に読んでいる
量子論の発展史(高林武彦)は、
例の教科書の著者が勢い余って同じレイアウトで復刻した本。文庫サイズのため読んでて目がしょぼしょぼして困る(あと1ポイント大きな字で書いてくれればいいのに)が、もうこれ以上ないというぐらいヒデキ指数がアップしまくり。カネゴンの知能ではいつになったら読み終るかわかったものではないけれど。
よく考えればどんな学問でもそうなのだけど、量子力学も発展途中ではあっちを削りこっちを埋め、まるで設計図なしで、しかも職人が血みどろになって喧嘩しながら
桜田教会を作り上げる姿にも似ている(未だに作り中なのも同じ)。その作り中の量子像も、美しいというよりはむしろグロテスクで、かと思うと理論の作られ方がびっくりするぐらい
安普請だったりするのも意外。トンデモ叩きに勤しむより、塔を作る方が圧倒的に面白そう【今更遅いわおれカネゴン】【できもせんことおれカネゴン】。サーバーを維持するより作る方が実際楽しいし。当分の間塔が完成しそうにないことに科学者は感謝してもいいかもしれない。
他にも
こんなのやこんなのも見つけた。しかしカネゴンは未だに多変数関数がよくわかっていないので、それを何とかしなくては【順序が逆ぞおれカネゴン】。