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今更ながら民数記のあらすじを。とにかく大した距離とも思えないところを40年かかってうろうろしていたというのが凄い。しかもヤーウェの怒りを買って、脱出した世代は誰一人としてカナンの地にたどりつけなかったというおまけつき。よその民族からさぞあきれかえった視線を投げかけられていたことだろう【あんたもどこかでおれカネゴン】。実際は門前払いあり武力行使あり民族浄化ありで遥かに悲惨だったというか仁義なき戦いだったらしい。カネゴンが行きたいのは乳と蜜の流れるカナンの地なんかではないですが。カネゴンは Numbers と聞くと所さんのあの声が頭蓋内に響いてしまう平均的な日本人です。「律法を真面目に守り過ぎてYHWHをどう発音するか誰もわからなくなってしまった」というくだりもカネゴンのしそうな失敗。