長沼伸一郎のこれまでの主張の一部をまとめたものがデリビレッジに掲載された。その前に載っている「超アナリスト」の論文シリーズが、どこまで本気かわからなくてやけに面白い。もうカネゴン抱腹絶倒いっひっひ。この人は誰だろう。相当な手練とお見受けする。

三体問題(または多体問題)は、天文学だけではなく、量子力学(やその応用である量子化学)にまで登場することをこの間知る。量子化学では「えっ」と思うような安普請な近似を行って、三体問題を回避しているとのこと。三体問題は解析をやる人にとっては巨大な無力感をもたらすみたいだけど、すべてのギャンブルはそのどこかに三体問題を抱き込んでいるからこそ成り立つのかもしれない。解析できたらギャンブルにならないというか。そう思うと、三体問題は神そのものではないかもしれないけどかなりそれに近い「いい」ところにいそうな気がしてきた【早寝早起きおれカネゴン】。