マザー・テレサの奇跡承認が一つ進む。この見慣れない「福者」って何だろう【ぬしは曲者おれカネゴン】。もしかして「ゴスペラー」とか言うのかと思って原文にあたると、どうやら「beatification」された人を指すらしい。英辞郎で調べると「【名】 幸せにすること、至福{しふく}にあずかること、受福、列福(式)」とのこと。

なお、世界で最もマザー・テレサを真剣に取り上げ続けてきた漫画はすげこまくんであることは科学的に実証されており、このような内村鑑三の精神を引き継ぐ大事業を一民間人に任せっきりでベタ塗り一つ支援しなかったバチカンに猛省を促したくなってきたりする。グローバル(=大雑把)経営と同じで、教会システムにそんなにきめ細かなことを期待する方がいけないのかも。なお描いた本人にはそのような意図は毛頭なく、そのせいか残念ながら見事に読者に伝わっていなかったりするのだけど【どんな期待をおれカネゴン】。