カミオカンデの生みの親、ノーベル賞受賞。まっことめでたき。皆の者、ほら貝じゃ。ほら貝を吹けい。

先年カミオカンデが破損したのは、ノーベル賞デッドヒートのさなかに密偵にしてやられたのかとカネゴン未だに疑念が残る【騒ぎを呼ぶなおれカネゴン】。何しろカミオカンデは、この種の観測装置としては信じられないぐらい「安価」で、かつ猿真似すれば即後ろ指を差されるぐらい独創的な内容だったので。なにしろたった5億円。死ぬほど高価で電気も喰いまくる粒子加速装置などの金量・物量で攻めまくった超大国にしてみたら、かなりカウンターパンチを受けたのではないだろうか【人心惑わすおれカネゴン】。「金がないなら知恵を出す」の好例。もちろんカミオカンデはもともと「陽子の崩壊」を観測するための装置だったのだけど、陽子はさっぱり崩壊せず、そちらでは失敗だったことになる。その転進の見事さにも頭が下がる。絶体絶命からの代打逆転監督ホームラン。