元ハッカーがセキュリティ コンサルに。その割に、元泥棒がセコムで顧問をやっているみたいな話は聞いたことがないのはなぜだろう。彼もまた、刑務所でマキャベリを読まされたのだろうか。日本の刑務所では何を読ませているのだろう。今時般若心経でもないだろうけど。

特に米国の刑務所では、再犯を繰り返す膨大な囚人を何とか更正させようとして相当努力をしている跡が窺える。しかも特定の宗教に偏らずに行う必要がある。囚人の心に炎を灯すには、いったいどのような本がふさわしいのだろう。読みやすく、長すぎず、しかも偏りがなるべく少なく、誰でも知っているのに読んだことがない本。これはかなりいい問題だと思う。森山さんなら何か心当たりがあるかもしれない。