なぜ日本人形(キャベツ畑人形含む)はあれほどまでに怖いのだろう。少なくとも200年前とかには、怖いものを作ろうと思って作ったのではないと思う。当時として最大限にかわいいものを作ったはず。ただ、当時はかわいさがあくまで具象で劇画調に表現されていたのが今と違うかもしれない(まったくの具象ではなく、それなりに抽象化されてはいるけど)。ふとカネゴンの周りにあるかわいいものを見渡してみると、どれもきわめて抽象度が高い。これを200年前の人に見せたら逆に恐怖を感じるかもしれない。同じように、昔は浮世絵で抜くのが当たり前だったのが【そこから先はおれカネゴン】。もはやカネゴンたちは200年前の人と同じように感じることはできないのかも。つくづく文化の支配力の強さと変わり身の早さを思い知らされる【ひたすら服従おれカネゴン】。なお江戸時代は現在よりも味付けがはるかに塩辛かったとのこと。