おなじみsvnseeds氏に貸してもらって忘れていた「世界を動かす石油戦略」を読み始める。ここ最近の石油事情は、オイルショックの頃とまるで違っているにもかかわらず、そのことがほとんど知られていないと著者が嘆いている。ゴルゴ13の脚本に応募する人は、ここからネタを拾うが吉【期間限定おれカネゴン】。

石油を、未だに第一次大戦からオイルショックまでの頃と同じ「戦略物資」としか考えられない政治家が多く、その考えに固執したまま現実の政策を動かしているために、「誤った考え方なのに現実に影響を与えてしまう」現象が発生しているとあり、そのことが気になる。

霊魂でも妖怪でも、皆が「ある」と思うからこそそこにある【わしらもおるでよおれカネゴン】。たとえ現実的な根拠がなくても、いったん「ある」と認識されたものは、現実にあるものと同じぐらい主観的には確かなものになる。たとえ景気が上向いていても、皆が不景気だと思っていれば不景気だと思う。たとえ実体がなくとも、あるテロ集団が存在すると皆に思われ、皆がそれを前提に動いてしまっていれば、確かにそこにある。カネゴンはそのことをレインボーマンの最終回で学んだ。経済学における隠れた変数(またはころっと忘れていた変数)というものがあるとしたら、こういうものだったりしないだろうか。