ボーイング社の「空飛ぶ自動車」。近未来の正月の朝、全国津々浦々から湘南上空に続々集結する日を夢見て足軽の子孫たちが空飛ぶ自動車の完成を今か今かと待ちわびている【追われる側のおれカネゴン】。人間に対してまったく斟酌しないギリシャの神々のごとく地上の人々を面白半分に追いまわし、そしてこの日を境にいよいよ日本を真っ二つに割って最終戦争が開始されるのだろうか。そうなる前にメーカーあるいは官公庁でさんざんお金をかけてその過程をシミュレーションすることを希望。