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池上遼一の漫画の登場人物は、ある時期からぱったりと汗をかかなくなったことに気付いた。かくことがあってもほんのりと滲む程度に留まる。もしかすると、「ダサい、汗臭い」と評されることの多かった劇画のイメージを何とかして払拭しようとした結果なのかもしれないとカネゴンふと思う。ところが、彼の描線で最もセクシーだったポイントは、実は汗だくになって闘う男達そのものだったことにカネゴンたった今気付いた【よそ見するとはおれカネゴン】。要するに、この人の絵の良さは発汗量に完全に比例している。また、どこかのインタビューで「自分は自然な笑顔が描けませんから」と謙遜していたけれど、当時は何の問題もなく描けている(とカネゴン思う)。今からでも遅くないのでじゃんじゃん汗を流して欲しい。