そう言えば数日前、家人が借りてきたローワン・アトキンソンのライブ(米国のどこかの大学で上演)を遅まきながら見、彼のあまりの演技のうまさと新庄にも匹敵しそうな運動神経の凄さと「いかにも苦心して練習しました」という匂いをまったく感じさせない手練ぶりにカネゴン真似をしたくてたまらなくなった【ほんとにするとはおれカネゴン】。Mr.ビーンと違って彼のセリフをたっぷり聞ける。ネタはむしろ平凡というか、ドリフや志村けんでもおなじみなぐらい王道を行くものばかりだけど、それをすべてローワン・アトキンソンの演技力だけで十倍にも二十倍にも光らせている。個人的にはシェークスピアのもじりがツボ。一番最後のネタは、どなたかドラマーの方に宴会芸でやって欲しい。このビデオを寸分の隙もなくアニメ化または CG 化できたときにこそ、演劇はその使命を終える【勝手に終わらすおれカネゴン】。そしてローワン・アトキンソンの愉快きわまる動きは、ロボット工学における途方もなく遠大な技術目標として国際的に設定されるにふさわしい。