カネゴンは見ないけど、ネット上の喧嘩を何かのはずみで目にするたびに思うのは、両者ともにどういう状態になったら自分が勝利を収めたとみなすのかということ。何となくだけど、何をもって自分の勝利とするかを定義しないまま、勝った後どうするかを考える前に打ち合いを開始しているような感じがしてしまう【巻き添え怖いおれカネゴン】。

昔の戦争なら相手の首を残らず取るというわかりやすくかつあとくされのない終結だったのだけど、昨今は戦争すら勝った後の面倒があまりに大きくて、首を取るかわりに商取引を強要するという一見穏やかな方法に徐々に置き換わりつつあるような気がする。かわぐちかいじの昔のやくざ漫画で「戦争はいかんぞ戦争は!あれは金がかかりすぎるからのう。」という逆説的な平和宣言を見て以来そう思う【漫画に頼るおれカネゴン】。

とするとネット上の喧嘩は、心に残すしこりと疲労感と途方もない時間以外のコストを要求しないので、ほとんど抑止力がないことになる。うう。