■
たまに何かのはずみで、何十年も前の雑誌の読者欄を読んだりすると、その内容が今ではありえないほどに素朴で驚かされることがある。今の雑誌の読者欄も、十数年後に見たらやっぱりそう見えるのだろうか。
坂本龍一が「昔のぼくは、ものすごく高度に構築された音楽が偉いと思っていたけど、最近は聴いてて面白いことが大事だと思えるようになった。面白いってのは、毒があるってことなんだけど」とインタビューで語っていたことがあった。
それも今や昔の話で、毒があっても面白いとは限らない、つまり「毒がある⊃面白い」という包含関係があることがだんだんはっきりしてしまっていたりして。誰でも手軽に毒を放出できてしまう今は、毒があるというだけでは何のありがたみもない段階に到達してしまったのかも。人類もいつの間にか進歩していたというかカネゴンが取り残されているというか。うう何を言ってるんだろう【忘れて眠れおれカネゴン】。
とは言うものの、毒は毒なので、やはり摂り過ぎたら毒になる【変な文とはおれカネゴン】。