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前にも聞いたような気がするけど教えて欲しい。カネゴンが10年以上前に米国西海岸の科学博物館(それがどこかも思い出せない)の廊下で見かけた、最大限シンプルなピタゴラスイッチ的装置を何と呼べばよいのかを。
それは大理石か何かでできている、傍目には手洗い鉢のような代物。一辺が1m程度の直方体で、上に洗面所のような大きな円い漏斗のような窪みがある。その窪みは、ちょうどブラックホールの模式図のカーブをもっと浅くしたような感じで、中央にちょうどコイン程度のサイズの穴が開いている。正直、最初は何かばっちいものかと思ってしまった。
その窪みの一番上の縁に、円周に沿って短い切れ込みというか溝があり、どうやらそこにコインを立てろということらしい。その溝自体が斜面になっているので、立てたコインはそのまま溝に沿ってついと転がり出す。と、走り出したコインはこの窪みの曲面に沿ってすっくと立ったままいつまでもいつまでも回り続け、ゆっくりと中央の穴に近づいて行く。最後に穴に差し掛かると、カパカパカパと小気味良い音をたてて振動し、終には穴に落ちてカネゴンがエクスタシーに達する仕組みになっていた。
要するに寄付を集めるための装置なのだけど、あまりの楽しさにカネゴン5、6回はコインを放り込んだかもしれない【ライクアモンキーおれカネゴン】。JR品川駅の有料トイレなども、もしこの仕組みを導入すればたちまち収益は10倍増しになること請け合いだと思う。選挙もなまじ電子化するより、こういうふうに投票できるようにすれば、連れてきた子供が自分にやらせろと泣いてせがむほど押すな押すなの大盛況になるかもしれない【させてやらぬはおれカネゴン】。神社の賽銭箱にも、是非。