今月のScientific Americanより:
プレートテクトニクス説はいつの間にか随分発展したらしく、以前はほとんど考慮されなかった大陸の垂直な動きに関する研究が進んでいるらしいとのこと。アフリカ大陸は、数百万年前と比べて200mぐらい高くなっている一方、インドネシアはどんどん沈んでいるらしい。オーストラリアはいったん沈んだ後に反動でまた盛り上がり、現在はまた沈みつつあるとか【マリアナ海溝おれカネゴン】。

後、最近よく見かける衛星からの海底地形図は、海底の深さを直接測定しているわけではないらしい。海底の岩盤の組成や高低(海底山脈など)によって重力の歪みが生じ、それによって海面は広い範囲で見るとところによって数mも高さが異なっている。その海面の歪みは海底の地形を反映しているので、海面の高さを衛星から測定することで海底の地形がある程度わかるとか(何らかのフィルタ処理は必要だろうけど)。

考えてみれば電磁波は大量の水を通過することはとっても困難なので、電磁波では衛星から直接海底を調べようもなかった【一人で合点のおれカネゴン】。