それと関係あるようなないようなことなのだけど、佐藤雅彦の「毎月新聞」という本にあったエピソード:

佐藤氏が巨人ファンの母親を連れて野球場に行くと、近くの一等席に座っていた接待と思しき客が接待相手らしき人に「こういう場面での清原は打てないんですよ」「ここで誰それは凡打に終わりますよ」などとあれこれ解説する。その予想は巨人ファンにとっては腹に据えかねる内容なのだけど、それが気味悪いほど次から次へと的中するので、佐藤氏ははらはらしながら母親を気遣う。

統計とかそういう地道な努力が軽々と凌駕されてしまっているのだけど、これに近い光景は実は誰しも目にしているカネゴン思う。ところでこんな凄い人なら地球温暖化の行く末などもこの調子で的中させられたりするだろうか【そんな予感はおれカネゴン】。