一昨日のピタゴラ装置(ループ・ゴールドバーグ)の続き。
人はなぜあのような装置に燃えてしまうのか。男と女が互いに相手を探し求め、いろいろあって子供が産まれ、そしてその子供が大人になるまでのプロセスそのものが、実は最も壮大かつどんなハプニングで停止するか油断のならない「装置」でなくて何だろう【壊れた装置のおれカネゴン】。だからこそ人は、あのような装置を見ると老若男女を問わず誰しもが身を焦がすような情熱に囚われてしまい、カイジを応援する有象無象どものように心の底からつい声援を送ってしまうのかもしれない【ワンオブ無象のおれカネゴン】。
そしてこうした装置を製作する者たちはいわば神であり、装置を製作することは最も神に近づくことのできる神聖な行為だったりするのだろうか【貴様の装置はおれカネゴン】。