エコロジストのための経済学」を購入。その帯より引用:

環境保護が善で、産業が悪」といった善悪対立的な二元論は、問題の本質を失うので要注意である。環境問題では、問題が複層構造をなしていて、加害者と被害者が一致しており、その間をつないでいるのが経済システムである。だとすると「善=悪」となってしまっているではないか。(第1章より)

カネゴンこれだけでイッてしまいそう【接して漏らすおれカネゴン】。読む前から傑作であることが約束されていると信じる【読まずに書けるおれカネゴン】。
振り返ってみればカネゴンが心の底から好きなものは、たとえば「デビルマン」のように、善悪を(言い逃れしようにもできない、ものすごくいやらしいポイントで)逆転させる話であり、言い換えればマジョリティを一気にどん底に突き落とす話だったりする【一発逆転おれカネゴン】。そして今度はカネゴンがマジョリティになれば世界は平和なのだけど【野望に満ちたおれカネゴン】、そうなると次はカネゴンが追い落とされる側に回ってしまい【回っておらぬおれカネゴン】、どうもならなくなる。