土曜日は恒例の墓参り。いい頃合に春めいて何ともお日柄もよく、市営共同墓地の手入れが隅々まで行き届いていた。これで遠くで手を振る人でもいたら、極楽浄土そのものの光景【わしらを見たかおれカネゴン】。墓にかける水を汲むときに水に触るとさらに春を実感。

前回の墓参りで気付いたのだけど、人が墓参りに行く主な理由は、自分が死んだ後ほったらかされるのが嫌だからということらしい【今頃気付いたおれカネゴン】。自分が墓参りする姿を子や孫に見せて「おまえたちも死んだ後ほったらかされて無縁仏にされるのが嫌だったら、私と同じように自分やご先祖様を供養しないとだめだぞ」と明示的または暗示的に説得し、子々孫々に渡る墓参りの無限連鎖を形成することこそが生命たるものの究極の目的の一つだとしたらどうしよう【マルチな響きのおれカネゴン】。