イヤボーンなストーリー展開を読んでて、小池一夫はこういう「世界を滅ぼしたくて仕方がない」道連れ指向の悪役を繰り出したことが(少なくともカネゴンの知っている範囲では)ないことに気付いた【よそ見の止まぬおれカネゴン】。理由まではわからないけど、小池一夫の場合ヤクザや性描写のつじつまを合わせるのに懸命で、世界を滅ぼす悪役を登場させる暇がないのかもしれない。