列島と半島の間にある絶海の孤島の帰属を巡って揉めているらしいのだけど【首を突っ込むおれカネゴン】、カネゴンの考えた新型ジャンケンオークションで決着をつけたらだめだろうか【一線越えるおれカネゴン】。
両国はその島を幾らなら買っても良いという金額をそれぞれ紙に書き、合図と同時に見せ合って額の多い方が勝ち、という至って簡単なルール。一回勝負のやり直しなしのあとくされなしの恨みっこなし。もちろん勝った方はその額を即金で払わなければならない。
勝負を公平にするため、この勝負を持ちかけ「られた」側が最低入札価格を決定できるものとする。多分10億円ぐらいか。両国はそれぞれ、自国の額を決定するために人材を何人でも投入して良い。統計学者にゲーム理論の専門家、心理学者に歴史学者電博朝通催眠術師、桜井章一福本伸行と、国の総力をこの場に結集する。
この勝負のために第三国に豪華絢爛な特設会場を建設し、勝負を全世界に中継して莫大な興行収入もしっかりあげ、貧しい子供達に寄付する手はずを整える。
そして一番重要なのは「オールいかさま何でもあり」とすること。盗聴買収などを摘発するのは勝手だけど、勝負そのものには一切影響しないものとする【親指痛いおれカネゴン】。
これがうまいこと採用されればカネゴンは寝たまま歴史に名を残せたりするだろうか【昼から夢をおれカネゴン】。