とすると、統計が成立するには「部分が全体を反映している」ことが前提として絶対必要に思える。とすれば、何度測定しても常に部分が全体と違う傾向を示すような対象については統計は無力だということになる。現実に存在するもので、こんなふうに統計を無力化するような対象と言えば何があるだろう。
カネゴンは悲観的なので、サンプルの量が全体の半分を割っていると、サンプルとして使用しなかった残りの半分がカネゴンを裏切るような気がついついしてしまう【裏切り者のおれカネゴン】。