うろ覚えなのだけど、1950年代から1960年代までの間(のどこか)でアメリカの経済(確か生産性)が驚くほど成長し、その成長の真の理由が(諸説あれど)実のところ不明であるということがポール・クルーグマンの本に書かれていたような気がする【錯綜情報おれカネゴン】。
しかしながら例の戦争の科学によると、冷戦中に軍事科学にじゃんじゃん資本を注ぎ込んだために軍需産業を中心に潤いまくったうえに技術革新が連発され、その技術革新が民間に下りてきてさらに全体が潤ったためであると書かれていた。生産性と経済そのものを一緒くたに考えるわけにはいかないとはいえ、一体どちらなのだろう。それとも実は「軍需なくして成長なし」というのが経済学者による極秘の結論だったりしたらどうしよう【陰謀愛するおれカネゴン】。仮に世界中から軍需軍備が消滅してしまうと、寄生虫や雑菌を取り除き過ぎた人間が頓死するように経済も圧潰してしまったりするのだろうか。