これまた同書の脚注によると、第二次大戦中、米国の情報機関によって何とハイゼンベルグを暗殺する計画が進められていたとある【どきどきするとはおれカネゴン】。中立国スイスで講演するハイゼンベルグが一言でも「核」という言葉を口にしたら射殺せよという命令があったものの、そのときはたまたまかどうしてか一言も口にせず、命拾い。その後、中立国でこれをやらかしたら世界中が大変な騒ぎになることに気付いて計画は中止されたとある。