入門 正規表現(岩谷宏訳)」の書評を読んで思い出す。
カネゴンの職場の片隅に転がっている正規表現の説明(それ自体は別のソフトウェアの説明のほんの一部)はHTMLでさらっと書かれているだけなのだけど、初心者向けの正規表現の説明としてはカネゴンの知る限りたぶん世界で最も簡明でわかりやすく、正規表現をとにかく今使う必要に迫られている人にとってこれほどありがたい存在はないと言ってもよいほど【ないと動けぬおれカネゴン】。
何が違うのかを文章だけで具体的に説明するのは非常に難しく、強いて言うならレイアウトと色使いと言葉遣いとサンプルの選択が極限まで洗練されていて、さらに字数も実に少ない。作った人の底知れない力量と慈愛の心を感じさせる。この言葉に出来ないパラメータの方が、理解のしやすさを大きく助けるものであることを痛感させるのだけど、カネゴン以外の誰もその素晴らしさに感激していない様子。内部資料なので外に公開できないのが実に残念【甘い誘惑おれカネゴン】。