ヘーパイストスという神は、そのスペックを見れば見るほど、魂が秋葉原出身の者たちをきわめて正確に描写しているとしか思えない【慰め得るとはおれカネゴン】。古代ギリシャではどのあたりに秋葉原があったのだろうか。

  • 足の曲がった奇形児という設定は、運動神経に恵まれないことの多い秋葉者を象徴している【のび太のくせにおれカネゴン】。
  • ウィザード級ハッカーのごとく何でも作ることができ、ゼウスの頭痛すら斧の一撃で治療するほどの力量があるが、作り出すものは(宝石も含めて)ことごとく工業的な生産物および武器であり、いわゆる美術品が含まれないあたりが、大量生産の時代になって初めて生き生きと暮らすことができるようになった秋葉者達、軍事を愛さずにいられない者たちを象徴している【マスプロ人生おれカネゴン】。
  • それほどの力量を持ち、ゼウスを含む多くの神々から頼りにされていながら、女神たちからはなぜかことごとく軽く扱われがちなあたりに、風呂に入るのを忘れがちなばかりに女子から疎んじられがちな秋葉の魂の哀愁が漂う。
  • 実の母である女神ヘーラーに、座った途端拘束される黄金の椅子を贈ったりしているのだけど、その使用目的とかとは別に、そういう機械仕掛の椅子を嬉々として作ってしまう姿が容易に想像できてしまう。
  • 究極の美の女神アフロディーテを妻に持ちながら、醜男とののしられ、結婚生活も安定せず、あたかも持ち付けない宝を持ったようなありさまは、二次元に一滴残らず情熱を注ぎ込む秋葉者たちをたぶん象徴している【無理矢理さんとはおれカネゴン】。