雪国での雪かき問題は、抜本的な解決方法のなさにかけては少子化問題にも匹敵するぐらい厄介な問題になっているらしい【助けにならぬおれカネゴン】。カネゴンが大昔に雪国にいた頃考えたのは次のとおりです:

  • 雪かきで降ろした雪の捨て場所がないことがほとんど。
  • 機械仕掛けなどでなまじ雪を屋根から一度に振り落とすと、家の側面が雪で埋まってしまい、身動きが取れなくなる。
  • 水やお湯を撒いて雪を溶かしても、後でカチカチに凍ってしまい、さらに除去が厄介になる。エネルギーの消費も恐ろしく激しい。
  • 米国の高速道路のように塩を撒いて雪を溶かすと、近辺の土壌に深刻な影響が出る恐れがある。

カネゴンが取り合えず思い付く近未来の抜本的ソリューションは、どこでもドアを南国に向けて開いて大量の熱気で雪を溶かすとか、昆虫型ロボット数千億匹単位で出動させて雪を始末させるぐらいしかない【助けにならぬおれカネゴン】。

「知らないと言ってはだめ、そこで会話がとぎれてしまう」(萩本欽一)
青臭かった頃のカネゴンは逆に、正直に「知りません」「わかりません」と言えなかったばかりに要らぬ苦労をしてしまっていたことを思い出す【もしや今でもおれカネゴン】。

たまたま早く家に帰ると、TV東京でコロコロからくり装置王選手権IIIという番組が放映されているのを知り、かぶりつきで見てしまう。
*コロコロからくり装置は、地方によってはピタゴラ装置と呼ばれることもあるが、ループ・ゴールドバーグが正式らしい(北斗柄さんより補足情報)。
嗚呼それにしてもどうしてこういう装置は魂を熱くしてしまうのだろう【三歩歩くとおれカネゴン】。世界がこんなふうに因果関係のすっきりとした機械じかけだったらどんなにいいだろうという人類すべてのむき出しの願望がここに代表されているからだろうか。