2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「日本を変える」というからには、その前に「どうなったら日本が変わったと言えるか」という測定基準を明確に定義しておかないと後から評価のしようがなかったりして【クライテリオンおれカネゴン】。 役人の権限が激しく剥奪され、国民から同情を買うまでに…

「収入があがるほど、それに正比例して仕事がつらくなる」「収入が減るほど、それに比例して仕事が楽になる」という完全にリニアな関係を構築し、かつ上下の移動を完全に自由にすることができれば、格差が解消されるよりもずっと皆が喜こんでくれたりして【…

未だにお釈迦様の教えである「悪い友達と付き合ってはならない」を論破or擁護できずに困っている【悪い友達おれカネゴン】。お釈迦様の言うとおり「悪い友達は、(自分の知らないところでなら)飢えて死んでもよい」のであれば、そのままだと優生学と大差がな…

近所の町内会主催の盆踊り大会を家人とカネゴン子とともに見物【酔いの回ったおれカネゴン】。転校続きのカネゴンは実は今まで盆踊りというものを踊らせてもらえる機会がなく、ほんのちょっぴりだけ踊る。曲の占拠率は今年も氷川きよしの「ズンドコ節」が完…

社会党っていつの間になくなったのだろう。

今日の頭音:(Key=Am)

コッコッコッコッコケッコー コッコッコッコッコケッコー わたしはハウスのたまご麺

優生学を一言で言えば「お前は死んでいい奴」とドーンと言い渡すということでいいだろうか【被告の席でおれカネゴン】。 この学問に本質的に付きまとう困難は、「逆も真なり」を回避する論理的な手段がないために、相手から同じセリフを返されたら水掛けの繰…

カネゴンの手元の資料から記憶で引用かつごっそり改変【いつものこととはおれカネゴン】: イギリスが第二次世界大戦に参戦する前はイギリス国内に厭戦ムードが蔓延していた。さらにイギリス人は伝統的にユダヤ人を徹底的かつ陰湿に差別していた。しかしNSDAP…

昨日の続き。 あれほど幅を利かせていた優生学が戦後あっという間に地に落ちた(よくある話で日本では戦後も長らくハンセン氏病の患者を断種し続けていたらしいのだけど)のは、国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)がそれを最も極端に推し進めたあげくに頓挫し…

今日の頭音(Key=Eb)

光る 光る東芝 回る 回る東芝 走る 走る東芝 唄う 唄う東芝 みんなみんな東芝 東芝のマーク

ふと思ったのだけど、彼らが目指していた「上流階級ほどがんがん子供を増やし、下層階級ほど子供を育てられない」状態というのはありうるのだろうか。

Wikipedia のフィッシャーの項にさらに愉快な記述を発見。 フィッシャーは熱心な優生学の推進者でもあった。The Genetical Theory of Natural Selection(自然淘汰の遺伝学的理論:1930年刊)は集団遺伝学の基礎を築いた著作として知られるが、この本の3分の…

今日の頭音:「青い山脈」(Key=Am)

皆さんは、自分が取った統計を信用できますか。 少なくともカネゴンは、自分が取った統計をどうしても信用できません【取ったことなきおれカネゴン】。

そういえば、今時巷に流布する健康情報はほぼ漏れなくこの統計というプロセスを経ていることを思い出す。

個人的には カール・ピアソンの死後、母数について何も事前にわかっていないということは事前分布が一様になるということを意味するとはいえないとしてベイズの定理を認めない立場のフィッシャーは、 確率論を利用した推計学はフィッシャーに始まります。そ…

と思ったら、この日記で過去何度となく上記コラムにリンクしていたことに気付く【やはりお主はおれカネゴン】。

今引用した記事を含む膨大な統計/数学コラム。巡回決定。 とりあえずn角形の穴を開けるドリルに見とれる。

(ロナルド・フィッシャーは)終戦とともに新しい職探しを始め、ピアソンに招かれたものの、ピアソンに反感を抱いてこれを断り、1919年、ハートフォードシャー州のロザムステッド農事試験場(Rothamsted Experimental Station)の統計研究員に就職した。ピアソ…

1900年に2億2000万人(世界総人口の13%)だった都市人口は、1950年には7億3200万人(世界総人口の29%)に、2005年には32億人となり、世界人口の49%が都市に住むようになっている。同じ報告書によれば、2030年には都市人口は世界人口の60%(49億人)となって…

今日の頭音:(Key=Bb)

文 文 文明堂 ハニー ハニー カステラ たっぷり たっぷり オレンジ ハチミツ たっぷりね

カネゴン以前からずっと気になっていながら言葉にできなかったのだけど、科学を誰よりも愛してやまないカネゴンにすら【愛するあまりおれカネゴン】、スーパーサイエンススクールとかに代表される公の科学プロモーションがどうにもかっこよく映らない。うま…

たぶん『漂流教室』に「神」を登場させ、翔たちを未来へ送り込む絵を付け加えたら彼らは一発で理解する。でもそのようにしか理解できない。神を抜くと途端に理解できなくなる。本来『漂流教室』の良さは、(セリフはあれほど無駄に饒舌であるにもかかわらず)…

カネゴンが折りに触れて読み返す楳図かずお講演会より抜粋/再構成: 楳図:『漂流教室』の場合は、母性愛というよりは、むしろ、親別れ、子別れの話なんですよね。 半魚:『漂流教室』については、ラストシーンで戻ったほうが、って言う読者もいますが。結局、…

今日の実音:「鳳来寺山のブッポウソウ」冨田勲(Key=Cm)

帽子の芸の元ネタ発見。

とっくにセオリーとして固まっていると思うのだけど、プロモーションビデオで歌詞の内容をまんまなぞったりビートに合わせて馬鹿正直に映像を切り替えると高い確率で大変ダサくなることにカネゴンようやく気付く【修行の末におれカネゴン】。 その逆の例にな…

学者は変人であって欲しいという世の人々の類型的な願望がこてんぱんに覆される瞬間を目撃できる日は来るだろうか。

今が旬のようなのであまり書きたくないのだけど【落ち目を愛するおれカネゴン】、福満しげゆきがモーニングに描いている漫画に登場する女性が異様になまめかしくてしかも類型的でなく、毎回夢中で読んでしまう。 カネゴンはまったくチェックする気にならない…

栗山千明が年を取ったら、きっと岸田今日子になる。