2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

色川武大「私の旧約聖書 (中公文庫)」で【またまた書くとはおれカネゴン】、有名なヨセフ物語についてももちろん触れられている。例によって記憶から。 ヨセフは「七年の豊作の後に七年の大凶作が訪れるでしょう」と予言をし、見事に当てて宰相にまで登りつ…

自分を慰めるために読んでいた「数学的思考法―説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書」が意外に面白かった【安らぎ無用のおれカネゴン】。社会を論じると途端に天声人語みたいになってしまうけど、その間に挟まっている知見がとてもいい、多重サンドイッチの…

極限まで忙しくなると、息をするのを忘れてしまう。

柿崎憲。

セキュリティシステム、テクノロジー、プラクティスを分析・評価する5つのステップ。関係ないのだけど、ずっと以前の職場で、知人のハッカー氏が構成したファイアウォールを指して、社長が「ここに試しに侵入してみてよ」と指示したとき、ハッカー氏は「自分…

今日の頭音:ガミラス艦隊がヤマトに急降下爆撃を食らわすときの曲が大音量で(KeyはあるようでないScale=diminish)

財布バトン

おなじみid:svnseeds氏から。 Q1.どんな財布使ってはります? 黒い財布。ホックが壊れたので近々買い換える。 Q2.ズバリ、現在中身の金額は? 万札が一枚。いつもこの程度。 Q3.ポイント・メンバーズカードあったりして? 邪魔臭かったのでこの間財布から大…

カネゴンは、今日証人喚問を欠席した人に似ているらしい。

誰にも見られていないところで、「絶対怒らないから正直に言ってごらん」とやさしく説得されたらつい本当のことを洗いざらい話してしまいそうになる、働き盛りの中年男性は日本にどのぐらいいるのだろうか【濁して書くのはおれカネゴン】。

スクリーミング・マッド・ジョージ製作のフィギュア。20年以上前にスターログで見かけたとき(SMJ氏がハリウッドに進出する前で、当時は単に「マッド・ジョージ」と名乗っていた)から作風が微塵も変わっていない。

今日の頭音:「炎のランナー」ヴァンゲリス(Key=C)

普段の日記とまったく違う、断定形のみを使用するまとまった文章を書いてへとへとになる【一人で書けぬおれカネゴン】。 真面目な文章を書くときに最もつらいのは、普段まったくやっていない「論理の一貫性を保つ」ことと、ついネタを紛れ込ませたくなる野獣…

カネゴンが幼虫(小学生)の頃に愛読していた薬草・毒草辞典事典によると【後者を愛したおれカネゴン】、サポニンは桔梗だか竜胆あたりの薬草から抽出されるが、その成分には溶血作用があるので多量に服用してはならないとあった。また、サポニンは天然の界面…

龍角散の「のど研究室」【ゴホンで済まぬおれカネゴン】。どなたの仕事か存じ上げないけど、昔から龍角散のキャッチコピーはどことなく品があって好ましい。

今日の頭音:

龍角散は繊毛運動を促し、○×△???? 龍角散に含まれるサポニン成分が、痰を切り、咳を鎮めます。 ゴホン!と言えば、龍角散。

はっきりと意識していたわけではなかったのだけど、カネゴンがこの日記で極力避けてきた形式の一つに、「世の中は○○と××だけでできている」とか「人間には○○と××の二種類しかいないんです」などの、空間の中の要素をごっそり削除してしまういわゆる「二分法…

今日の頭音:ヤマトがイスカンダルの海に着水するときの曲(Key=F)

WEB2.0サイト = 発酵食品説。 やがていつか、ソフトウェアをミクロなレベルでコントロールすることがほぼ不可能なまでに雑多なソフトウェアが増殖して互いに複雑に関連しまくる日がおとずれ、もはや人間の手に負えない(=誰もメンテしたがらない)ぐらいになっ…

はるか昔に読んだ松岡正剛の対談で、おおよそこんなことを言っていた【かぶれておったおれカネゴン】: 人間の形というものは、人体の構造だけで決まるわけではないです。実は分厚い大気圧によって「彫られて」いるからこそこういう形になってるんですね。 形…

そして自己嫌悪は遠い未来にはどのように位置づけられるだろうか。20世紀末の仇花として歴史書の片隅にのみその名をひっそりと残し、未来の子々孫々たちは自己嫌悪などという苦しみとはまったく無縁な安楽な暮らしを営むのだろうか。

ところで、古代中国やメソポタミアなどにおいて、自己嫌悪というものはどのように位置づけられていたのだろう。そういう人は早々に虜となり奴婢となり、征服者によっておいしく食べられて終わったので特に問題視されていなかったのだろうか。

ミュージシャンの大槻ケンヂが初めて作った曲のタイトルが「自己嫌悪」だったというのを何かで見かけ、抱きしめたいほどの親近感を一方的に抱いてしまったことがある。漫画家の永野のりこが、決して誰にも見せることなく山ほどのポエムを書き綴っていたこと…

今年も「よかったさがしリース」の季節が来る。時間がないので参加するかどうかわからないけど: よかったこと1:カネゴンの友人にして元隣人にして大恩人の「あけてくれ」主催であるM1号が結婚したこと。今年はこれに尽きます。 よかったこと2: 平林さんから…

カネゴンの弱点の一つに【売るほどあるのはおれカネゴン】、会話がキャッチボールにならないというのがある。この日記のようにひたすら一方的に好き勝手なことを書いている分にはたぶん迷惑にはならないのだけど【秋葉の魂おれカネゴン】、一つのテーマに沿…

「激しい故意」という誤変換にしばし見入り、秋の終わりの気配を感じる【今日も仕事のおれカネゴン】。「未必の故意」を検索したら意外にざくざく出てきた。

今日の頭音:「激しい恋」西城秀樹(Key=Fm)

いつぞやTV神奈川で一瞬見かけた傑作脱力ソング「吉祥寺のうた」の一部が判明。

教えて欲しい。ふと何かいたずらを思い付いたが最後、それを実践してみたくて仕方がなくなり、いてもたってもいられなくなるという、青臭い匂いを撒き散らす青少年の性欲にも匹敵するほど強烈極まるこのいたずら衝動は、これまでいったいどのように説明され…

あらゆる「萌え」が実は、気まぐれな子供たちの心をつなぎとめることができずに売れなくなり、無念の涙を呑んで餓死したおびただしい貸本漫画家たちの呪いだとしたらどうしよう【祟られとるのはおれカネゴン】。

↑途中でスイングする部分がどうしても「東京音頭」のイントロに聞こえてしまう。