Liar Gameでは、「ルールの範囲内で、参加者全員が負けずに済むように何とか持っていく」(=誰も負けないようにする)という画期的な考えが示されているのだけど、これを現実世界で行うことは可能なのだろうか【おこぼれあずかるおれカネゴン】。
Liar Game内ゲームの世界では、スポンサーだか何かが賞金を無制限同然に提供している(=外部に系がある)からこそこれが成り立つのだけど、閉鎖系で循環している貨幣を、熱力学の各種法則に逆らうことなく、特定の誰かに集中させずに常に流れ続けるようにゲームのルールをこっそり変える方法というのはありえるのだろうか。カネゴンは野球でも何でもゲームのルールを変えてしまうのが好きなので。
なおカネゴン的には、経済が「熱力学の各種法則に従う」とは、「各個人が何らかの欲に従って行動する」ということと何となく等価になっています【仮説にならぬおれカネゴン】。欲の対象はお金や物とは限らず、「好きなことだけやって暮らしたい」とか「自分は自分らしくありたい」とか「苦しい目に遭いたくない」とか「優越感に浸りたい」とか「死にたくない」とか「永遠に栄えたい」みたいなものも含まれます。

為替レートが変動しまくるために、物やサービスの値段の基準をどこに置いたらいいのかカネゴンには未だにわからないのだけど、すべての通貨とか機会費用みたいなものを一律「時間」に換算したら、熱力学との相性がとってもよくなったりしないだろうか【答えの出ないおれカネゴン】。

今年もカネゴンは何とか生き残ることができました。三年間の大厄の間、さまざまな悪霊に取り付かれて右往左往しながらも、皆様のお陰でどうにか大厄を乗り切ることができました【大きな厄とおれカネゴン】。
カネゴンの知っているすべての人たちから悪霊が退散しますように。そして、カネゴンの知らないすべての人たちからも。