Liar Gameでは、「ルールの範囲内で、参加者全員が負けずに済むように何とか持っていく」(=誰も負けないようにする)という画期的な考えが示されているのだけど、これを現実世界で行うことは可能なのだろうか【おこぼれあずかるおれカネゴン】。
Liar Game内ゲームの世界では、スポンサーだか何かが賞金を無制限同然に提供している(=外部に系がある)からこそこれが成り立つのだけど、閉鎖系で循環している貨幣を、熱力学の各種法則に逆らうことなく、特定の誰かに集中させずに常に流れ続けるようにゲームのルールをこっそり変える方法というのはありえるのだろうか。カネゴンは野球でも何でもゲームのルールを変えてしまうのが好きなので。
なおカネゴン的には、経済が「熱力学の各種法則に従う」とは、「各個人が何らかの欲に従って行動する」ということと何となく等価になっています【仮説にならぬおれカネゴン】。欲の対象はお金や物とは限らず、「好きなことだけやって暮らしたい」とか「自分は自分らしくありたい」とか「苦しい目に遭いたくない」とか「優越感に浸りたい」とか「死にたくない」とか「永遠に栄えたい」みたいなものも含まれます。