テリー・ライリーが最近CD化されたらしい。「あけてくれ」とは関係ないのだが。テリー・ライリーは、カリフォルニア州出身の現代音楽家で、テクノとプログレ応神天皇みたいな人(神武天皇は、たぶんシュトクハウゼンなんだろうな。でも寺内タケシは「シンセサイザーを発明したのは自分だ」と時空を超えた発言をしていた)。彼の「Rainbow in a curved air」(そんな名前のバンドもあった)は今の所テープでしか持っていない。ミニマルミュージックのスタイルを取っていながら、ものすごく刺激が強い。一度聴いたら忘れられないというか、これで人生おかしくなった。録音されたのが、自分が生まれた頃というのがまた衝撃。20世紀後半の音楽は、このLPで方向性が決まったようなものかもしれない(大袈裟な)。買いに行こ。