NHK教育「サイエンス・アイ」。今回紹介された阪大の先生は、12本のレーザー光線を集中させて超高圧を発生させ、炭素(人工ダイヤモンド)を金属化する研究をしていた。その研究設備が涙が出るほど素晴らしい。「AKIRA」の冬眠装置に匹敵するばかでかい装置群(地下鉄の駅並の広さを埋め尽くすほど)。久しぶりに「科学」の名にふさわしい目の栄養だった。こんなものが大阪の地下に埋もれていると思うだけでうれしくなる。やっぱり「研究所」とか「博士」はこうでないと。ただ博士は田宮二郎似の男前で、禿げていなかったのが残念。

近々運転を開始するらしいが、実験内容からして失敗したら大爆発するのは確実、いやぜひ成功して欲しいものだ。金属炭素は地表には存在しない物質というのがまたよい。