ついに教科書読了。といっても読んだだけではだめなのですが。あとがきで「執筆1年、校正1年、出版社を探す屈辱の1年」でトータル3年かかり、視力も半分に落ちたとあった。バッティング理論は別の本になるはずが、出版社から法外なバッティング写真の使用料を請求されて断念したらしい。でもおかげで教科書が充実したからよかったのかも。

しかもあとがきをよく読むと、節約のために図をほとんど一人で書いたとある。言われてみれば、偉大な科学者の肖像画がどことなく素人っぽいのはそのせいなのか(奥付で確認しないとわかりませんが)。そんな数百年も前の偉人の肖像画とかはとっくにパブリックドメインになっていると思っていた。出版社ってあこぎだ。