本日はあなんじゅぱすのライブ。今更ビューチフルなピアノを弾こうとしても弾けるわけないので、とにかくやけくそで鳴らすだけ鳴らす。反省は一ヶ月あとにする予定。詳細は公式サイトに譲るとして、カネゴン一つだけこれまでと違った点があったかもしれない。今までステージに立って「こんな失敗をしたらどうしよう」という強迫観念にかられなかったことがなく、あまつさえそれにつられて本当に失敗してしまうことが多々あったのだが、今回初めて本番でネガティブイメージが一度も浮かばなかった。カネゴンの今後の課題は「体力」。「技は力の中にあり」(大山倍達)または「技の1号力の2号」(仮面ライダー)というか。

よーこさんのお母様にケーキをいただく。みなで賞味いたした。お母様から「足を組んで弾くのがグレン・グールドみたい」というお言葉をいただく。カネゴンが足を組むのは、以前からお尻におできができやすい体質なのでじっと座ると悪化するからだったりする(座布団使えおれカネゴン)。後、足を組んでると鍵盤の裏に膝をがっちりと食い込ませていられるので、のけぞっても倒れないというメリットもある。実は仕事中も行き帰りも常に足を組んでいる。カネゴンはどうしても立ち姿がくねくねしてしまう。

お褒めの言葉をいただくと、カネゴンも人の子うれしい反面「まだ100年早い」と右肩に止まっているツッコミ役からたしなめが入る。果たしてお客様に楽しんでいただけたかどうか。どちらかというと怖がらせてしまったのではないか。カネゴンはジャズ出身ではないです。坂本龍一と特撮出身です。それより何より、カネゴンは一人で音楽を成立させることができません。