大荒れ JASRAC 既得権益 (この場合音楽の著作権) を奪い合う姿が生々しく描写されているが、描写している側も当然ながらその一人でもあり、客観性を保つことの難しさを痛感する。

カネゴンにそういう自慢できるような既得権益が仮にあったとして、果たして公平に振舞うことなどできるだろうか。自分でも無理だと思う。へらへらしていられるのは金がないからで、金を掴んでおかしくなるカネゴンの姿が何となく想像できなくもない。