M1号こと真澄さんに誘われ、沈哲鐘氏のパフォーマンス「Sugar」を駒場アゴラ劇場に見に行く。ウルトラセブンゾフィーの会話みたいにボイスをDJがリアルタイムで変形しながら、ナムジュンパイクの伝統に則ったビデオアートとロボットパフォーマンスが繰り広げられる。なぜか「カリキュラマシーン」を連想す。おそらく意図的に、物凄くダサい要素を取り入れているように見受けられたが真相は不明。ビデオアートはこれでもかというぐらいソラリゼーションがかかりまくっていて、ピカチュウ現象を起こすのではないかと肝を冷やす【おれカネゴンは小心物】。DJの金東燮氏は好青年で、真澄さんの弟分と相なったとのこと。いずれにしろM1号はやっと殺人的なスケジュールに区切りがつくはずなり。終了後、よーこさんらと渋谷でお茶。思い返せば9月は何だか芸術が盛りだくさんであった。

沈哲鐘氏は犬と絡む即興のパフォーマンスをしていたそうだが、何と犬は現地で適当に調達するのだそうだ。日本では秋田犬を使用したとのこと。